書くのが仕事、今の職場は金を稼ぐ手段


 だいぶテンションが高い日が続く。
 理由は自分でも分かっていて、その理由はなにかといえば、ものを書いているからだ。
 日記やブログ、リプレイなど、ものを書くことが楽しくてしょうがないし、嬉しくてしょうがない。


 書くことで表現できる、ワシの心境や哲学などのその他もろもろ。
 それを、相手に楽しませながら伝えられるかもしれない。
 そう思うと、書く意欲が沸いて来る。
 頭を働かせる甲斐もある。
 ワシはやっと、ずっと昔にすでに出ていた答えの意味を、噛み締めているのかもしれない。


 前までは夢物語にすぎなかったことが、現実になるかもしれない予感がする。


 そうだ、ワシは子供の頃から、これがしたかったんだ。
 なにかを書いて、自分も相手も楽しませたり、考えさせたりしたかったんだ。
 本当に今更な答え。
 でも、はっきり言える。




 ワシは物書きになる。



 昔は漫画、今は文章。
 方法は違っても、目指すものは同じ。
 だから書く。
 一分一秒を争い惜しんで、携帯のボタンを押す。
 いまや、ワシの職場での作業は金を稼ぐためだけのものとなった。
 職場の誰もが、やる気がない。
 前ならイライラしていたこの事実は、今は好都合となった。
 書く時間を稼げばいい、書くための生活費さえ稼げばいい。


 人吉に愛着も未練もないのだから。
 むしろ、早く福岡に帰りたいのだから。




 早くプロになるべく、今も頭抱えて書いている。
 書いて書いて書き続ける。
 いろんな仕事についてきたけれど、やっぱり物語と接している時が一番生きてるって実感できる。
 なれようがなれまいが、もう書くことはやめられない。