ともだちんち〜1日目〜

3日の文化祭での約束通り、ワシと友人Bが友人Aの家に泊りがけで遊びに行った。
家に着いたと同時に《ガンダムSEED・連合VSザフト》をやりながら、お互いの近況を話し合う。


ふーむ、やはり持ってないゲームはうまくならんのぅ。


そんなことを思いつつ、3〜4時間後。
疲れてきたのでゲームは止めて、話し始める。
話題は攻略本の誤植から、友人関係についての悩み、哲学についての論争までと幅広く、実に有意義な談話であった。
夕飯の準備を手伝い、食事した後、夜の散歩と洒落こむ。
といっても、友人Aの日課である犬の散歩に付き合っただけだが(笑)
家の中では真面目な話ばかりしていたのに、外ではなぜかバカっ話の方が多くなるのは不思議な感覚。


散歩から帰っても話は続き、話題は再び真面目なものに。
合間合間の、ここしかないタイミングで軽い話を交えつつ、とめどない会話は深夜にまで及んだ。
その時に話題にのぼったのが、精神病――とりわけ社会認知が薄いもの――の理解されにくさ。
精神病の中には、社会生活に支障がないように見える、または性格や感覚が奇妙である、としか認識されないものがあるそうだ。
認知が少ないため、病に侵されていても「自分の感覚が間違っているだけではないか」と思い悩む人が多いらしい。
最悪の場合、自分と社会との剥離感に耐えられず、死を選ぶこともあるとか。
この話で例となったのは、「アスペルガー症候群」または「高機能自閉症」と呼ばれる病。
それにしても、いかにネット環境が整っているとはいえ、友人2人の精神病に関する知識には舌をまくばかりである。
実際ワシなんぞは、「アスペルガー症候群」については名前すら知らなかったのだから。


話は尽きなかったが、体力のほうが先に尽いてしまい、全員ダウン。




爆睡したところで、また次回。